乳と蜜

柔らか巡礼

Entries from 2020-01-27 to 1 day

社会不適応雑技団

年始に母親が従業員へと気を遣ってもたせてくれた銘菓を、年末にバイトを辞めたせいでひとり毎日食べ続けている。憎たらしい社員たちの名前を、ブッセと餅の間に織りこみながら月末まで生きた。 暗闇を慣れないヒールで歩いていたら念仏を唱えながら歩く老人…